会社用の紙コップの選び方とは?種類や特徴、シーン別の選び方まで解説

会社での来客時、応対する側としては紙コップを使うことが気になるときもありますが、使われる側になるとあまり気にならないのがほとんどです。では実際に会社で用意する場合、どのように選べばよいのでしょう。この記事では、紙コップの種類や特徴、選び方を解説します。会社用におすすめの紙コップも紹介するので、備品購入や社内整備の参考にしてください。

会社の来客用に紙コップは使ってもよい?

株式会社カウネットが行ったアンケートによると、会社の来客時に自分が紙コップを使って提供する側の場合、「問題ない」「問題あり」と答えた人はほぼ半々にわかれました。一方で、「自分が来客として紙コップで応対されても問題ない」と答えた人は約7割でした。

時代や世間の意識の変化により、訪問先の企業で紙コップを出されても、気にしない人が増えてきたという結果になりました。

紙コップの種類と特徴

一口に紙コップといえど、大きさや素材にはさまざまな種類があります。ここでは、紙コップの種類と特徴を解説します。

紙コップに1オンス(29.57ml)が使われる理由

紙コップは、20世紀初頭に伝染病の感染予防のためにアメリカで開発されたのがはじまりと言われています。そのため、アメリカで使われている単位の「オンス」が現在の紙コップにも使用されることになりました。日本に紙コップが導入されるようになったのは戦後からです。日本では1オンス=約30mlとして計算するのが一般的です。

紙コップの大きさと用途

代表的な紙コップの容量

代表的な紙コップの容量と主な用途は、以下の通りです。

・2オンス(約60ml):スーパーやお酒売り場などでの試飲用
・5オンス(約150ml):うがい用や子どもの飲み物用
・7オンス(約205ml):一般的な飲み物用
・9オンス(約275ml):大きめの飲み物用
・12オンス(約370ml):ポップコーンの容器、大容量の飲み物用

mlで販売している業者もある

紙コップの単位はオンスですが、中には「210ml」「340ml」といった表記で、紙コップを販売している業者もあります。サイズだけでなく、お茶やジュースといった飲み物用、ビール用やポップコーン用など、さまざまな用途にあわせて販売されています。

紙コップの素材

紙コップの素材には、「一般紙」「厚紙」「発泡紙」「エンボス」の4つがあります。それぞれの特徴とメリットは、以下の通りです。

【一般紙コップ】
社内イベントやレジャー、アウトドアなどで日常的に使用される紙コップです。ポリエチレンで内部コーティングされているため、中身が漏れ出る心配がありません。ただし、熱が伝わりやすいためホット飲料を入れる際は、スリーブやホルダーを付けるのが一般的です。

【厚紙コップ】
一般紙コップより、断熱性がアップしています。そのため、ホット・コールド兼用で使うことができます。強度もあるため長時間、飲み物を入れていても変形することもありません。熱がまったく伝わらないわけではないので、スリーブやホルダーを付けることもあります。

【発泡紙コップ】
表面に特殊な加工を施した紙コップです。表面に発泡した層が形成されており、断熱性が向上しています。ホット飲料にもコールド飲料にも使えます。日本発祥の紙コップであり、世界的にも人気を博しています。

【エンボスコップ】
表面が凸凹の形状をしている紙コップです。持った時に指の接地面積が小さくなるように設計されており、4つの中で最も断熱性に優れています。ホット飲料はもちろんのこと、熱いスープなどを入れるのにもおすすめです。

会社用の紙コップの選び方

ここでは「来客用」「社内用」「うがい用」「社内イベント用」のシーン別に、適した紙コップの選び方を紹介します。

来客用には落ち着いた印象の紙コップを選ぶ

来客用には、無地やモノトーンなど、シンプルな紙コップがおすすめです。色味も落ち着いた印象のものがよいでしょう。サイズは、一般的な飲み物が入れられる7〜9オンスが使いやすいです。エンボス加工された紙コップであれば、ホット・コールド兼用なため、オールシーズンで使用できます。滑りにくい構造のため、持ち運ぶときも安心です。

社内用には使いやすい紙コップを選ぶ

社内用には、社員がよく使う場所に置ける紙コップを選ぶとよいでしょう。ウォーターサーバーやコーヒーメーカーの横へ置くのに適しているものが喜ばれます。紙コップは一般的な飲み物が入るくらいの大きさで、持ちやすいものがおすすめです。カップディスペンサーを使う場合は、機器が推奨するサイズに合わせてください。

うがい用は小さめの紙コップを選ぶ

うがい用は、洗面所以外にも設置できるように、小さめの紙コップを選びます。捨てやすく、使い勝手がよいことが大切です。小さめの紙コップでも、中身が漏れ出る心配はありません。ただし、うがい用の紙コップは、コールド専用の製品が多く、ホット飲料には適さない場合があります。

社内イベント用には華やかなデザインの紙コップを選ぶ

社内イベント用には、カラフルなデザインの紙コップがおすすめです。子どもも参加する場合は、小さめのサイズでキャラクターの柄が入ったものもあるとよいでしょう。アソートタイプでカラーバリエーションがあるものや、おしゃれな柄物は、会場を華やかにしてくれます。祭りや花火大会などのイベント前は売り切れる場合もあるので、早めに準備しましょう。

会社用におすすめしたい紙コップ7選

ここでは、会社用におすすめしたい紙コップを7つ紹介します。特徴や容量、値段も表記するので実際に購入する際の参考にしてください。

最もポピュラーで使いやすい:国産無地ホワイトカップ(7・9オンス)

  • 【特徴】
    日本製の白無地の紙コップです。シンプルで汎用性が高く、社内外のさまざまなシーンで使えます。ホット・コールド兼用なので、オールシーズンで活躍します。
    【容量】
    7・9オンス
    【個数】
    7オンス(2,500個)/9オンス(2,500個)
  • ドリンク置き場のそばに:厚紙カップ タッセドカフェ(280ml)

  • 【特徴】
    断熱性能が高く、ホット・コールド兼用です。ウォーターサーバーやコーヒーメーカーの側が似合うデザインです。シンプルなカフェ風なデザインのため、来客用にも使えます。別売りで専用リッドも購入可能です。
    【容量】
    280ml
    【個数】
    1,000個
  • 洗面所や給湯室に置ける:うがい専用紙コップ(5オンス)

  • 【特徴】
    コンパクトな形状をしており、うがい用におすすめです。般紙コップより材質が薄く、長期間の使用には不向きです。また、コールド専用なので、ホット飲料には使えません。
    【容量】
    5オンス
    【個数】
    500個/3,000個
  • 和モダンな地紋柄デザイン:和風カップ(7オンス)

  • 【特徴】
    和風でモダンなデザインで、来客用としておすすめです。ホット・コールド両方に使えます。実際に和食店や温泉施設などで使われており、和の商品を扱う企業にぴったりです。
    【容量】
    7オンス
    【個数】
    2,500個
  • かわいいアニマル柄:HMどうぶつカップ(7オンス)

  • 【特徴】
    かわいい動物たちが描かれている紙コップで、ホット・コールド兼用です。アメリカのブランドメーカー「ホールドマーク」によるデザインが、かわいらしさとおしゃれを演出します。
    【容量】
    7オンス
    【個数】
    2,500個
  • 忘新年会や歓送迎会で活躍:ビアカップ 2色アソート (18オンス)

  • 【容量】
    18オンス
    【特徴】
    使い勝手のよい専用ビアカップです。青と黄色の2色があり、忘新年会や歓送迎会を盛り上げてくれます。大容量なのでたっぷり注げるため、お酒好きも大満足でしょう。
    【個数】
    600個
  • まとめ

    会社用の紙コップを選ぶポイントは、シーンや用途にあわせることです。会社用といっても、「来客用」「社内用」「うがい用」「社内イベント用」など、使い道もさまざまです。紙コップにもサイズや素材、ホット用・コールド用といった特徴があります。TPOにあわせて使い分け、気持ちのよいおもてなしを演出しましょう。

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